江別・大麻の小児歯科 YOU歯科 矯正治療が終了したあとに必要な保定という処置

 

通常、矯正領域では成長期の治療を第一期治療とよび、マルチブラケット治療を第二期治療と呼びます。

 

矯正治療の流れについてはこちらのサイトで詳しく説明をしています。

 

興味がある方はご覧下さい。

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矯正治療の流れについて


 

第一期治療が終わって、第二期治療に移行する場合は別ですが第一期治療、第二期治療が終了(矯正装置を撤去した後)しても歯並びやあごの位置を綺麗な状態に保つ治療が必要になります。

 

我々矯正領域ではこの治療を「保定」と呼びます。

 

第一期治療が終了した後に、行う「保定」は通常使用していた顎整形力装置を短時間にして使用する「保定」か、噛み合わせを綺麗に保っているのであと戻りしないであろうという考えの「自然保定」という保定治療(保定装置を使用しない)が多いと思います。

 

成人の場合は成長が望めませんのでいきなり第二期治療となります。

 

第二期治療は通常、歯並びを綺麗に直す治療ですからマルチブラケット装置と言う装置を使用して矯正治療を行う歯科医が多いと思います(日本矯正歯科学会認定医・指導医および専門医では)。

 

最近はマウスピース矯正も出て来ていますが、全ての症例で使用出来る訳ではないので。

 

マルチブラケット装置を外したら治療が終了と考える、患者さんもいるかも知れませんが実は違います。

 

歯並びが綺麗な状態を保つ為の保定治療を行わなければなりません。

 

そうしないと体は元の状態に戻ろうとして、矯正治療の前の状態に近づきます。

 

このことを矯正医は「あと戻り」と言います。

 

矯正治療はこの「あと戻り」との戦いでもあります。

 

しかし、この保定に関してはEBM(証拠に基づいた医療)が乏しいのです。

 

もちろん、基礎的な動物実験などは行われていますが人で実験(人体実験)を行う訳にはいかないので経験的な治療になります。

 

保定の期間に関しては、おおむね1年から3年位が多いように見受けられます。

 

江別・大麻の小児歯科 YOU歯科 保定装置写真

                               YOU歯科で使用している保定装置

私が所属していた歯科矯正学講座ではおおむね2年位は最低固定期間としていました。

 

後は患者さんとお話をして、そこで終了するかもうちょっと観察するかを決定することが多かったです。

 

ある有名な世界的な矯正医(アメリカ)の歯科医などは「保定装置はパジャマと同じで、一生つけるものだ」と言う考えを示しています。

 

私自身も、最低2年間保定治療を行い、その後出来る限り長い期間患者さんに来院してもらって保定する考えを持っていますが、なかなか患者さん自身には賛同してもらえないと言うのが現状です。

 

患者さん自身は治療早く終わりたいと考えているからでしょうが…

 

歯周病の治療も重度な場合は、手術などが終了してもメインテナンス(専門用語でSPT:サポーティブ ペリオドンタル セラピーと呼びます)で生涯にわたり歯科医院で管理していく必要性があります(歯周病専門医と話した時もメインテナンスの難しさについて話していましたが)。

 

実は、矯正歯科でも同じことが言えます。

 

可能なら2~3年ではなくて、管理できる期間管理した方が良いのです。

 

そして、保定の期間に問題が生じることもあるので(あと戻りなどの)、可能な限り矯正歯科医がそれらの問題に対処した方が良いのです。

 

次回のブログでは、具体的な保定装置についてお話をしていきます。

 

YOU歯科 院長 日本矯正歯科学会認定医 石井 教生(歯学博士) 

 

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