一般に、幼児の治療に関しては泣かないで治療できれば最良ですが、治療されるのが怖くて泣き叫ばない(号泣しない)程度の巻き方であればYOU歯科では泣いているあいだに治療することが多いです。
泣き方にもいろいろありますよね。
号泣して暴れて場合であれば、治療を希望すれば押さえつけて行うことが原則になります。
しかし、軽く泣いているだけであればお母さんに抱いてもらい治療を続けることが多いです。
実際にそういう場合は涙もあまり流れません。
お口を開けてと言われれば普通にお口を開けて治療行うことが多いです。
今回もむし歯治療を中心にお話しをしていきます。
何度かこちらのサイトでお話しをしていますが、特別な器具や笑気ガス麻酔を使用することによって痛みが少なく治療することが可能です。
その為、圧倒的大多数でむし歯を削る時に注射による麻酔を使用しないで治療を行えます(ここ7~8年位は小児のむし歯治療で注射による麻酔をした記憶はありません)。
大体、注射による麻酔を行う時に痛いので、小児の患者さんは大きく泣くことが多いです。
それで、多くの小児患者さんは治療を受けるのが嫌になります。
YOU歯科ではむし歯治療時に注射による麻酔は行わないですが、一般的に歯を削るときに泣かれることが多いです。
削った後に歯に詰めものをする場合は、泣き止むことが多いです。
やはり、歯を削るときの音やお水がお口の中に水がたまると言うのが苦痛なのでしょう。
原則にYOU歯科においては小児歯科の治療を行う時は、泣いていても笑気ガス麻酔を使用します(号泣していても、保護者の方の了承が得られれば笑気ガス麻酔を使用します。理由は後ほど)。
軽く泣いている状態では抑えつける事は行わずに、お母さん(もしくはお父さん)に抱いて貰って笑気ガス麻酔を併用して治療を行います。
削ると言う治療行為が終了すれば、笑気ガス麻酔を止めてお母さんに抱いてもらえないから普通に治療を受けることが可能です。
笑気ガス麻酔を使用すると痛みが確実に少なくなります。
また、笑気ガス麻酔の作用でおとなしくなるために治療が行いやすいです。
痛みが少ないことがわかると、1回目の治療よりも2回目の治療の方が泣き方が少なくなります。
そのため、泣いていても号泣でなければ抑える事なく治療を行うことが多く、号泣して暴れることがなければ治療に影響がないというのが実情です。
YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生
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