幼児期の5歳以下のお子さんを、痛くないように治療するのはなかなか難しいです。
前回はその理由について詳しくお話しをしました。
興味がある方はこちらをご覧下さい。
小学生位になってくると大人の話も理解できるので色々と工夫することによってむし歯の治療であればほとんど痛くなく治療することが可能です。
その理由とはこちらのサイトで、何度もお話をしていますが笑気ガス麻酔を使用することによってかなり痛みを抑えることができます。
小学生の位のお子さんの治療にはこの笑気ガス麻酔が非常に有効です。
実際に使用している動画がこちらにあるので、興味ある方はこちらをご覧下さい(動画を見る際は音が出るので注意して下さい)
このガス麻酔を使用できると、このガス麻酔は鎮痛作用がかなり強いので痛みはほとんど感じることなく治療が可能です。
ほとんどの歯科医院では、ちょっとした深いむし歯でも注射による麻酔を使用するので、麻酔を打つ時の痛みと麻酔が切れた時の痛みと両方あります。
正直、私ももちろん注射による麻酔を受けたことがありますが、はっきり言ってこれは非常に不快です(痛いし、麻酔が効いている間は上手く飲み物は飲めませんしうがいも上手くできません)。
むし歯の治療であれば、極力注射の麻酔は使用したくありません(かと言って痛いのは嫌ですね)。
その為には笑気ガス麻酔以外にも、痛みを抑える装置がありますので(半導体レーザーやEr-YAGレーザー、超音波振動によって痛みを抑える装置など)、それらを併用すると更に痛みが少なくなります。
ただし、あまりにも痛い場合は注射の麻酔を使用することがありますが、ここ15年位では注射の麻酔を併用した事はありません。
ただし、乳歯を抜歯するなどの場合は、注射の麻酔併用をしなければいけないので注意が必要です(その場合はやはり痛みがありますし、注射の麻酔が切れた時は痛みが出ることがあります)。
しかし、当院のシステムをむし歯治療に応用すれば、ほとんど痛みを感じることがなく治療が可能だと思います。
YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生
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