最近、妊婦さんの患者さんが数名連続して来院されてつわりの時の歯磨きの事について質問を受けましたので、そのことについて以前のブログで詳しく解説をしました。

興味がある方はこちらをご覧ください。

今回は、特につわりがひどいときの歯磨き粉について詳しくお話をしていきます。

江別・大麻の小児歯科 YOU歯科 妊娠時の歯磨き粉の使用について

通常、市販の歯磨き粉には発泡剤と言う泡を出す薬剤が添加されています。

ラウリル酸ナトリウムというシャンプーにも入っている成分ですが、一部では発がん性があると指摘されたこともある成分です(日本の厚生労働省は大丈夫としていますが)。

この発泡剤を添加する理由は、短い時間で泡をたくさん出すことによって歯磨きをした感覚に陥らすることを目的にして入れられているのです。

この発泡剤は、妊娠時のみならず通常でもあまり入っていない歯磨き粉を使用するべきですが、特に妊娠中はこの発泡剤が多く入った歯磨き粉を使用することによってつわりの症状がひどくなることがあります。

全く入っていない歯磨き粉もありますが、値段や使い心地もあるのでやはり急激に変えるのも難しいかも知れません(変えるのでしたら、妊娠が終わって日常生活の中で発泡剤が入っていない歯磨き粉も検討してみると良いでしょう)。

また、一般に言われていることですが香りが強い歯磨き粉もよくありません。

その為、歯磨き粉を使用しないで歯磨きして下さいと指導する歯科医もいます(それはそれで理にかなっているので私は否定しませんが)。

江別・大麻の小児歯科 YOU歯科 歯磨き粉の適切な量

しかし、歯磨き粉を使用しないと、着色などがついてしまいます(歯磨き粉には研磨剤という成分も入っています)。

さらに、爽快感が欲しい、泡が無いと磨いた感じがしないと言う妊婦さんもいるでしょう。

そのため、私自身は発泡剤が少ない歯磨き粉を使用するかもしくは歯磨き粉を使用しないで歯磨きして下さいと説明しています。

また、どうしても爽快感などが欲しい時は最後に少しだけ市販の歯磨き粉で歯ブラシにつける量は少なくして歯磨きを行って下さいと説明しています。

つわりがひどい時は、食事の後など規則的に歯磨きすることが難しいですから、調子が良い時に上記のような歯磨き粉の使用方法を行うと良いでしょう。

また、現在考えられる最良の歯磨き粉(ただし、むし歯になりやすい人・歯周病の人・年齢などにも差があります)についても書いていくと膨大な量になってしまうのでまた機会があれば書くことにしますね。

YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生

 

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