哺乳瓶はお子さんにとって、食事をとるという意味においても最も重要なアイテムの一つです。
では、いつ頃哺乳瓶を辞めた方が良いのでしょうか?
また、その理由について詳しくお話しをしていきます。
哺乳瓶は泣いている時にも使用する便利なものですが、1歳遅くても1歳6か月までには使用を中止するようにしましょう。
理由は、その頃には乳歯がはえてきているので、哺乳瓶を長時間使用しているとむし歯になる可能性が高くなってしまうことです。
また、生後9か月から12か月くらいになるとお子さんの食事をする回数が増えてきてミルクよりも食事の方が栄養的にバランスがとれてくるからです。
もちろん、成長の度合いによって判断すべきです。
飲み込みが上手く出来ないなどの問題が生じる場合もあります。
これは、乳歯の臼歯がはえていない場合などは、上手く噛み砕くことが出来ないので乳歯のはえる時期については個人差があります。
そのあたりも考慮して哺乳瓶の使用を辞める時期については検討した方が良いでしょう(乳歯の臼歯がはえていないのであればまだ上手く食べ物を噛み砕いたりすりつぶしたりすることができません)。
また、急に哺乳瓶を辞めさせるのは現実的には難しいので(哺乳瓶をお子さんの見ている前で捨てて、辞めさせましょうという意見もありますが)、マグの使用頻度を多くして褒めて辞めさせるというのが現実的対応では無いでしょうか?
おしゃぶりとも関係してきますが、長く使用すると噛み合わせにも影響を与えます(そのまで長く使うお母さんはいないかもせれませんが)。
極力1歳~1歳6か月の間に哺乳瓶の使用は辞めるようにしましょう。
YOU歯科 院長 歯学博士 石井 教生
【ご予約専用フリーダイヤル】
0120-979-219
(受付時間9:30~17:30)※当日でも承ってます
コメント